
第1話:最初に考えた田舎暮らしへの心配事とは。
第1話:田舎暮らしへの準備!・物件探し編
最初に考えた田舎暮らしへの心配事とは。
田舎暮らしがしたいと思い描いている私たち夫婦二人は少しばかり真剣に考えてみました。

まずは思いつく心配事を話し合ってみました。
問題その@
必要なものや買い物など、近いところに行けば手に入る便利な都会とは違って、
田舎は車で何十分も走らせないとほしい物が手に入らないですよね。
何でも揃っていないのが田舎です。大丈夫かな・・・
そして二人は良く考えました ・・・・
『田舎でも車で何十分も走れば買える所があるんだったらいいんじゃな〜い。』
『それに都会と違って、田舎って車も少ないし信号もないし、遠くでも案外早く行けるんじゃないかな〜。』
『都会は近くにいろいろショッピングセンターあるけど、とにかく人が多すぎてレジに長蛇の列なんてのがザラだし、
車だって混んで渋滞して結局買い物に時間かかっていると思うよ。』
『その点、田舎は、人は多すぎないし渋滞はないし、少しくらい不便でもストレスが少なくて快適だと思うね』
⇒っということで、この問題について、二人はまったく否定的に考えず楽観モードで解決してしまいました。
問題そのA
二人とも都会では仕事をしていてまあまあの収入をもらっていたので、生活費も結構贅沢に使っていました。
仕事の当てもなく都会ほどいい仕事があるわけでもない田舎に行って、
はたして、生活費用の支払いは大丈夫かな・・・
そして二人は良く考えました ・・・・
『そもそも、今の私たちの生活費はいくらかかっているんだろうね?』
『とりあえず、食費や買い物で使う雑費は除いて、暮してるだけでいくらかかってるか調べてみようか』
『え〜と、税金・年金・健康保険・生命保険類・住宅管理費・駐車代・車のローン・水道光熱費・電話・ネット代・・・』
『うっわ〜、ただ生きているだけでこんなに毎月払ってるのか!これに食費や日々の買い物代がプラスされるとなると、
結構な金額だよ!』
『ちょっとビヒったけど、この中で田舎暮らししたらなくなるとか少なくなる支払いってないかな。』
『まず駐車代はいらなくなるよね、土地広いから。それに住宅関連の費用も減ると思うし、車のローンもあと残り少しだし、
それに、生命保険いろいろ入りすぎかもね・・・』
『田舎なら畑で野菜とか果物作ったりして、自給自足的な暮らしで食費とか買い物類も減らせるんじゃないかな。』
『じゃあ、田舎に行ったら生活費は今の半分以下になると考えて、無駄遣いはしないことにして、
仕事はバイト程度でもいけるんじゃないかな〜』
⇒っということで、この問題についても、二人はまったく否定的に考えず楽観モードで解決してしまいました。
問題そのB
今まで近代的なマンション暮らしをしてきた二人にとって、たぶん田舎の古い家に住むことになるでしょうが、
はたして、快適な暮らしができる家が見つかるのでしょうか。大丈夫かな・・・
そして二人は良く考えました ・・・・
『田舎に住む家だけど、一戸建て住宅になるよね。買ってしまうか、賃貸で借りるか、どっちかな?』
『ちょっと調べたんだけど、田舎の家って買うのも借りるのも安いよね。』
『まあ、結構広い土地の一戸建てでも、今のマンションの管理費とかの経費分で充分借りられそうだね。』
『今後一生住むんだから借りるより買ってしまう方がいいんじゃないかな。』
『そうだね。とりあえず貯金や退職金(少ないけど・・・)で買えそうな物件があればいいよね。』
『まあ、建物が古くてもなんとか住めればいいし、広い敷地で家庭菜園でもやったりしたいな。』
『古くて傷んでるとこは修繕が必要だから、その分の費用は見ておかないとね。
内装とかは二人ともこだわりはないし、多少古い家でも気にならないよね。』
『そうだね。でも私は、トイレはお尻が洗える水洗がいいんだけどね。』
『・・・・・うん、そうだね(^^!)』
っということで、この問題についても、二人はまったく否定的に考えず楽観モードで解決してしまいました。
そんなわけで、かくして、
田舎暮らしをすることにすっかりハマッテしまったこの夫婦二人の田舎に暮らそう奮闘物語がはじまりました。
はてさて、この二人。これからどうなるのでしょうか!?
まず、こんな二人が長い間の都会暮らしから離れ、
これからの残りの人生を有意義に送れる場所はどこなのでしょうか?
実は、狙っている田舎については二人とも決まっている場所があるのですが、
それは、・・・・・ 準備・物件探し編第2話へ続く・・・・・・ 物語連載TOPへ
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