田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語!田沢湖と田沢湖高原温泉郷


『田舎暮らし、それは私たちに残された最後のフロンティア・・・
そこには私たちの想像を絶する新しい習慣、新しい生活が待ち受けているに違いない。
これは田舎暮らし初心者の私たち夫婦二人の最初の試みとして、
快適な田舎暮らしを目指し、いろんな困難を乗り越えていく驚異に満ちた物語である。』



田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語 連載ページ

田舎暮らしへの準備!物件探しの旅編

物件探しの旅〜空き家情報物件見学(その5 お目当ての物件の巻)
第8話:田舎暮らしへの準備!物件探しの旅編の最終回
仙北市空き家情報物件見学の巻(その5 お目当ての物件の巻)

はたして田沢湖の近くに畑つきの家を見つけて、念願の田舎暮らしができるでしょうか。

季節は秋、そろそろ紅葉がちらほら見られるようになってきた頃、
私たち夫婦二人は秋田県仙北市の田沢湖に向かって一晩中車で東北自動車道を走っていました。 

東北自動車道を休憩も入れて10時間近く車で走り続けるので、
時々休憩に寄るサービスステーションが唯一の楽しみになっています。
  
  こうゆうフードコートが運転の疲れを癒してくれるオアシスになってくれます。
それに、夜中の高速のサービスステーションで食べるラーメンって、妙に美味しいですよね。
そのうち何回も往復するうちに、全サービスステーションのラーメンをすべて制覇したいなんて思ったりしています。

さて、私たち夫婦二人の物件探しの旅もそろそろ終わりに近づいているような
                       ・・・・そしていよいよ田舎暮らしの家つくり開始へ
      
田沢湖に到着して2日目に、先日電話で約束した物件見学に役所に向かいました。

役所の担当の方は私たちの到着を待っていてくれました。
『今日もよろしくお願いします。』
『ではさっそく行きましょう。』 役所の担当者の方の車で現地に向かいました。

現地では、所有者の方が玄関を開けて待っていてくれました。
所有者の方は近所に住んでいるという年配の女性でした。

最初に見た印象は、図面で見る以上に広い敷地にポツンと建物が立っているといった感じで、
周囲にはさえぎる物も少なく廻りの見晴らしも素晴らしい立地の物件でした。
広すぎるほどの庭の一部分には、まだ収穫前の野菜が何種類か植わっている畑がありました。
この畑だけの面積でも家が一軒建つほどでした。
これは、最初の出だしからポイントが高そうな予感を感じながら建物の中に案内されました。

中にはまだ以前の住人の荷物や家具が残っていましたが、
10年以上未使用だったという家にしては、結構小奇麗になっていて、古い〜っというイメージはありませんでした。

田舎暮らしポイントメモ          
【田舎の家の物件見学チェックポイントあれこれ】
 
ここで、住宅物件見学での私なりのチェックポイントを少しご紹介します。 

今までの物件見学でもそうでしたが、私は建物内の視察をする時は、
まず第一に、床の状態を確かめます。
歩きながら床を踏んだ感じで、きしみがないか、沈みの程度がどうか、
中央と端の部分の踏み具合に差がないか、傾きはないか、などチェックします。
そして次に、天井を見ます。
結構、天井の状態を見るのを忘れてしまうことがあるので、注意が必要です。
天井を見るときには、シミがないか、漏水等のあとが残っていないか、仕上は何か、
剥がれや腐食の程度はどうか、補修は簡単にできそうか、などチェックします。
それから壁や建具の状態を見ます。
壁や窓・扉類は目につきやすいので、意識しないでもチェックはできると思います。
壁の場合には、その仕上げ材によって目の付け所が違ってくるようです。
貼り物なら継ぎ目のところの傷み具合や凹凸面がないかなど、
下地を見るときには少し叩いてみたりして確認することも必要でしょうね。
窓や扉の納まり部分を見ると壁との取り合いの不具合などが判ったりします。
できれば窓や扉の開け閉めもやって確認するのもいいかもしれませんね。

  
そんなチェックポイントを頭に入れながら、
私なりに今回この家を拝見させてもたった感じはどうだったかといいますと、

・・・結論から言うと、かなりポイントが高い、これで決まりと言うほどのいい物件でした。

細かなことは省略しますが、床については多少部分的に畳がふかふかしている所はあったものの、
この築年数(築40数年)にしては構造的にもかなりしっかりしていて、
私は畳を全部取替えする程度で問題ないのではないかと思いました。
天井もしっかりしたもので、特に和室は無垢の木板を使った今ではかなり高級な仕様の天井でした。
和室にある表れている柱(化粧柱)は古くなって艶はなくなっていましたが、
痛みはほとんどなく、洗って磨けば甦るものでした。

あと他には、トイレ・洗面・風呂などの設備機器類などのチェックも必要でしょうが、
そもそもかなり古い家ということもあって、
設備器具自体がもう使い物にならない状態でしたので、
サッと見る程度で『設備類はすべて取替え必要!』と判定してしまいました。
妻も水廻り設備については『全とっかえ』と最初から思っていたそうです。

そして何より、2階からの見晴らしがよく、障害物のない南向きの建物ですので、
2階の部屋には太陽の光は一日中入ってきます。
この点でも、かなりポイントが高かったです。

そんなわけで、今回の物件は、私たち夫婦二人にとって合格点に限りなく近いものでした。
残りの問題は、金額でしたが・・・・  その問題もなんとか、・・・・
  

そして、取引・契約・手続きへ
売主側の方がとてもいい人でしたので、結果的にとてもスムーズにいい取引ができました。
今回の不動産取引は不動産会社を仲介には入れずに、
当人同士で直接やりとりして無事終了することができました。
不動産会社が仲介に入らないので、仲介手数料はかからないのでお得なのですが、
手続きや書類などの作成が少し面倒になります。
不動産登記が必ず必要になるので、司法書士事務所に手続きをお願いすることになります。
田舎の場合、こうした当人同士の不動産取引が多いようです。
当人同士の仲がうまくいっていれば問題はないんでしょうね。
今回物件探しで大変お世話になった役所の担当部署では物件の紹介はするものの、
不動産取引には一切関与はしませんので、当人同士の不動産取引が基本になっています。

さて、もう少し詳しく、具体的な話も続たいところなのですが、
田舎暮らしへの準備・物件探し編は今回の第8話で終了にしたいと思います。

引き続き、改修工事編や野菜作り編や特別編などなど、
今後もいろいろな物語が続きますので、お楽しみにして下さい。

・・・・・ 準備・物件探し編第8話The End・・・・・・ 物語連載目次ページへ


   



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便利な都会の暮らしに慣れてしまっている私たち夫婦二人にとって、
はたして快適な田舎暮らしができるのでしょうか?・・・そう、これがこの物語のテーマです。


あの湖の近くのどこかで暮らせたらいいな・・・



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出来る限り最新の田沢湖周辺の地域情報をレポートしてご紹介していきたいと思いますので、
『田舎暮らしへの旅!田沢湖大好き物語』の連載共々、どうぞお楽しみに!


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