田沢湖大好き物語!田舎暮らしへの旅の始まり
田舎暮らしに憧れ、田舎暮らしを目指して、田舎暮らしを考え、秋田県仙北市の田沢湖の近くへ移住を決意、
田舎暮らしを実現させ、田舎暮らしを続けていくための、暢気な夫婦の田舎暮らしへの旅が始まりました。
田舎に暮らそう・・・っとそう思ったのは、かなり以前のことでした。 
そのころは、ときどき田舎へ旅行に行ったときに思うような、
人ごみを離れ、山・川・森・湖などなど自然の中での生活への憧れという程度の思いでした。
しかし、現実には長年やってきた今の仕事(その頃まだ順調だった)をやめてまでして
田舎に暮すことができるわけがないと、諦めていました。
それからはや10年近くの月日が経ち、世の中のあまりに長引く不景気にも影響され、
周りの仕事仲間たちも段々といなくなり、私の仕事も収入も激減し、
しかも妻も長年勤めた会社を退職する羽目になり、今まで共稼ぎだった夫婦に危機がやってきました。
そして、二人の生活にも変化がでだした頃、思い出したかのように、
私たちの脳内が『田舎に暮らそう』モードになってきました。
そして、その『田舎に暮らそう』が単に憧れではなく、徐々に現実のものとなってきたのです。

『これから私たちどうなるんだろうね。有給の消化も今日で終わって、今月の入金が最後のお給料なのよ。
でも、ハローワーク行ってもいい仕事なんか見つからないわよね。』
『そうだよな。こっちだって、こんな年齢の俺みたいなオヤジをいい条件で雇ってくれる会社なんてないよ。』
『私たち二人、これから、どうしようか〜』
『こうなったら、金のかかる都会暮らしから逃れて、田舎で暮らそうかな。』
『ずっと都会暮らしの私たちに田舎の暮らしができるかしら?それに仕事とかあるの?』
『とりあえずバイト程度の仕事しながら、畑で野菜でも作ったりして、
自給自足しながら暮らせばなんとかなるんじゃないのかな〜』
『それもそうね。このまま都会に暮らしていても、どっちにしろ破産して路頭に迷うのは時間の問題だしね。』
こんな深刻な状況なのに、この夫婦は二人揃ってかなりの暢気者で、楽観的なのですが・・・はたしてどうなることか。
これは、そんな便利な都会の暮らしに慣れてしまっている私たち夫婦二人が、
快適な田舎暮らしを目指し、秋田県仙北市の田沢湖の近くへ移住を決意、
思った以上に不便な田舎で、雨にも負けず、慣れない大雪にもメゲず、
古くなった壊れそうな家を修繕し、広すぎるくらいの荒れた土地を畑に開拓し、
不慣れな農作業をしながら、様々な困難を乗り越え、田舎暮らしをしていく驚異に満ちた物語なのです。
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